アニマルセラピー

イルカセラピー

j0406978.jpgイルカセラピーイルカ介在療法(Dolphin Assisted Therapy)と呼ばれており、動物介在療法(Animal Assisted Therapy:アニマルセラピー)の一つです。
イルカセラピーは病気を治癒するものではありません。イルカは好奇心が強い生き物で、人間に対しても興味を示し、ボートが起こす波に乗って遊んでみたり、近づいてきたりして遊びたがったりもします。

<<ここから続く>>

このようなイルカと接することにより、動くものを怖がったり、1人でいる時間を好んだり、行動ができなかったり、親に対しても興味をしめさなかった自閉症患者が、イルカの注意を引こうと声を真似てみたりなどの行動をとるようになったり、イルカと仲良くなれたことによって達成感を味わうことができて、社会的スキルが上達します。
イルカと接することで、コミュニケーション能力を高めたり、集中力が持続できるようになったりといった社会的スキルを高める支援をするのがイルカセラピーです。
イルカと接することで癒され、イルカと遊び、イルカに受け入れてもらったことにより、自分は世の中で必要な人間じゃないなどといったネガティブな考え方を持たないようになったりと、効果があります。




アニマルセラピーとは

アニマルセラピーは、正確には「アニマル・アシステッド・セラピー(A.A.T.)と呼ばれ、動物を参加させて治療をアシストするセラピー(療法)、つまり日本語では「動物介在療法」と訳されています。 A.A.T.、動物介在療法は、治療のゴールを決め、医師、看護婦、ソーシャルワーカー、作業・心理・言語療法士、そして獣医師をはじめとするボランティアの協力のもと、治療のどこで動物を参加させるか計画を立てます。そして身体的には動けたり、歩けるようになることを、車イスに乗れることを目標に治療します。
また、精神的な面では、不安や孤独感を減らし、教育面では、語彙を増やしたり、記憶力を促進させたりするなどを目標に治療することを言います。
それと同様に考えられているものに、「アニマル・アシステッド・アクティビティー(A.A.A)」、日本語訳は「動物介在活動」があげられます。このA.A.A.はA.A.Tのようにゴールはありません。動物を清潔にし、お年寄りや子供たちに触れてもらったり、その動物を介して会話をしたり、楽しいひとときを過ごしてもらう活動を言います。
今、A.A.T.とA.A.A.は混同して使われていますが、学問的にはきっちりと分けなければいけないと言われており、様々な研究発表もなされています。
残念ながら日本では、まだまだ数える程の施設でしか行われていないのが現状です。
なぜならば、やはり動物が不衛生、何か病気をもらうのではないか、咬まれたりしないか、アレルギーの心配があるなどの躊躇させる要因があったり、「そんな面倒なことをやらなくてもいいのでは」という考えが進展を妨げているように思われます。
しかし動物好きな方、動物に関心を持つ方にとって、動物はとても心をやわらげ、何かほのぼのとしたよい気持ちにさせてくれる”癒しのパワー”が感じられます。